プログラム中に持っている固定データのこと
四角を描く関数「mlDrawFillRect」を使った例
mlDrawFillRect(pBuffer, 100, 80, 50, 50, mlRGB(255, 0, 0));
mlDrawFillRectという命令で左から
描画先(pBuffer)
X座標(100)
Y座標(80)
幅(50)
高さ(50)
色情報(RGB:255、0、0)
といったパラメータ(引数)を与えて画面上に四角を描きます。
この時に指定している100や50といった数字を定数と云います。
プログラム実行中に定数(の数字)は変更する事が出来ません。
数字や文字を入れておくための箱
プログラム実行中に変わる事のあるデータのこと
変数の使用方法
変数の宣言
int px; // プレイヤーX座標
変数の初期化
px = 5;
変数の使用
mlDrawFillRect(pBuffer, px, 80, 50, 50, mlRGB(255, 0, 0));
定数の例であげた四角を描く命令のパラメータX座標をpxに置き換えました。
Ex1.変数の種類(変数型)について
int は数字を入れる箱です。
char や float, long, short, byte など 色々あるけど今は int だけ覚えておこう!
Ex2.変数の宣言と初期化
宣言と初期化を一緒に書くこともできます。
int px = 5;
Ex3.同じ型の変数を2個以上宣言する
int a, b, c; // int型の変数aとbとcを宣言した
変数をカンマで区切れば同じ型の変数をいくつも宣言する事が出来ます、
Ex4.変数への代入(だいにゅう)
変数にデータを入れる行為を代入といいます。
書き方は
変数 = 入れたいデータ;
px = 5; // pxに5を代入
px = 100 + 50; // pxに100+50の計算結果150を代入
px = px + 1; // pxにpx+1の計算結果を代入(pxを1増やす)
他にもいろんな書式があるけど、今はこれぐらいを覚えておこう!
Paiza.ioを使って手順の通りプログラミングして「練習問題①の実行結果」と同じになればOK
手順
int型の変数 abc を宣言しよう
abc に 100 を代入しよう
printfを使って abc に入っているデータを表示しよう
printfの使い方
printf("%d", abc);
%d が abc のデータに置き換わり表示されます。
変数を2個以上表示したい場合
printf("%d %d", abc, xyz);
このように記述すると良い
%d の並びと 後ろで指定するパラメータの並びと一致している順番のデータに置き換わる
1個目の%dはabcのデータが表示され
2個目の%dはxyzのデータが表示される。
例えば
abc = 100;
xyz = 200;
printf("%d %d", abc, xyz);
とした場合の実行結果は
100 200
となる100と200の表示する行を変えたい(改行)場合は""ダブルクォーテーションの中で表示する文字列の中に「\n」を入れる
printf("%d\n%d", abc, xyz);
\nは改行を表すので
100
200
という実行結果に変わる。
練習問題①の実行結果
100
手順の通りプログラミングして「練習問題②の実行結果」と同じになればOK
手順
int型の変数 abc と xyz を宣言しよう
abc に 100 を代入しよう
printfを使って abc に入っているデータを表示しよう(改行してね)
xyz に 200 を代入しよう
printfを使って xyz に入っているデータを表示しよう(改行してね)
abc に 300 を代入しよう
printfを使って abc に入っているデータを表示しよう(改行してね)
xyz に abc を代入しよう
printfを使って abc に入っているデータを表示しよう
練習問題②の実行結果
100
200
300
300
手順の通りプログラミングして「練習問題③の実行結果」と同じになればOK
手順
int型の変数 abc を宣言しよう
abc に計算 15 たす 32 を代入しよう
printfを使って abc に入っているデータを表示しよう(改行してね)
abc に計算 50 ひく 20 を代入しよう
printfを使って abc に入っているデータを表示しよう(改行してね)
abc に計算 6 かける 7 を代入しよう
printfを使って abc に入っているデータを表示しよう(改行してね)
abc に計算 10 わる 5 を代入しよう
printfを使って abc に入っているデータを表示しよう(改行してね)
練習問題③の実行結果
47
30
42
2
手順の通りプログラミングして「練習問題④の実行結果」と同じになればOK
手順
int型の変数 abc を宣言しよう
abc に 100 を代入
printfを使って abc に入っているデータを表示しよう(改行してね)
abc に計算 abc ひく 80 を代入
printfを使って abc に入っているデータを表示しよう(改行してね)
abc に計算 abc たす 20 を代入
printfを使って abc に入っているデータを表示しよう(改行してね)
練習問題④の実行結果
実行結果を予想してみよう!合っているかは先生に確認しよう。